新規ゴースト詳解#
なぜ新規ゴースト6体だけを独立ページにするのか#
最近のアップデートで追加された6体のゴースト——Aswang、Dayan、Deildegast、Gallu、Kormos、Obambo——は、現在のゴースト一覧の中で個別に記憶しておく必要性が最も高い一群だ。それらのメカニズムの多くは従来の証拠フローを迂回し、「どう隠れるか」「どう測るか」「どう命を守るか」の既定解を直接書き換えてしまう。旧作からの常識だけで相手取ると大きな損を被るため、このページで6体のメカニズム・数値・対策を一気に解説し尽くす。
先に結論表を提示し、細部は後続で述べる:
| ゴースト | 所持証拠3種の組合せ | 中核となる特徴 |
|---|---|---|
| Aswang | 刺骨の冷気+ゴーストライティング+投影 | ハント中に正式な隠しスポットへ入るとハントが即座に終了 |
| Dayan | EMF 5+オーブ+スピリットボックス | 10m以内のプレイヤーが移動すると時速2.25m/sへ加速 |
| Deildegast | EMF 5+ゴーストライティング+投影 | 開始時のハント速度3.0m/s、26個のアイテム投擲後は0.4m/sまで減衰 |
| Gallu | EMF 5+UVの指紋+スピリットボックス | 保護装備がかえって興奮させ、荒ぶり状態は1.96m/s |
| Kormos | オーブ+スピリットボックス+UVの指紋 | 完全な失明だが探知距離は通常より長い |
| Obambo | ゴーストライティング+UVの指紋+投影 | 2分ごとに平静状態と荒ぶり状態を切り替え |
Aswang:隠しスポット进入でハント即停止#
メカニズム:Aswangはハントの最中に正式な隠しスポット(クローゼット、衣装トランク、マップ上で設定済みの隠しエリア)へ入ると、ハントが即座に終了する。これはハント対応の定石を根底からひっくり返す——大半のゴーストにとって隠しスポットは最後の保険だが、Aswangにとっては一時停止のボタンになる。
実戦拆解:
- 判断のシグナル:ハント中にクローゼットへ隠れたら、ハントが静かに打ち切られた(隠蔽で規定時間を持ちこたえたのではない)なら、Aswangの可能性が高い。
- 逆手にとる:Aswangだと確定、あるいは疑わしい場合、ハントの開始音が入ったらすぐ近くの正式な隠しスポットに飛び込む——他のゴースト相手では見つからないことを祈って隠れるのに、Aswang相手ではハントそのものを停止させられる。
- リスクの境界:「正式な隠しスポット」の定義は厳格で、クローゼット・衣装トランク・マップ設定済みの隠しエリアだけが認定され、家具の裏や机の下はカウントされない。通常のゴーストなら家具の裏で誤魔化せる場合もあるが、Aswangの見張りメカニズムは正式スポットにのみ反応する。
- 証拠面:所持組合せは刺骨の冷気+ゴーストライティング+投影で、3種とも「セッティング後に待つのみ」で検証できる証拠だ。配置の負担が小さいので、その分の人的リソースを隠しスポットまでの動線研究に回せる。
Dayan:動けば速度が上がる#
メカニズム:10m範囲内で最も近いプレイヤーが移動している限り、Dayanは時速2.25m/sへ加速する。目標プレイヤーが静止している間は時速1.2m/sしかなく、ハントの正気度しきい値は状態に応じて65%/45%の二段階で切り替わる。
実戦拆解:
- 凍結対処:ハント中は全員がその場で静止する。こうすれば追跡速度は1.2m/sまで落ち、通常の歩行よりも遅いため、遮蔽物の後ろへずれて角度を作る時間は十分にある(走り続けるのではなく、障害物の後ろへ位移する点に注意)。
- 全員遵守:多人セッションでは慌てて走り出す者が1人いると全員が厄介に巻き込まれる。Dayanが狙うのは10m以内で最も近い「移動中のプレイヤー」だ。ハント中は「静止」の合図を徹底させることがどんな装備よりも価値が高い。
- しきい値の読み解き:65%/45%の二段階しきい値は、チームの正気度がまだ健全なうちから行動を開始しうる(65%側)ことを意味する。加速メカニズムと相まって、正面遭遇時の脅威は小さくない。
- 証拠面:EMF 5+オーブ+スピリットボックスの組合せには、ゴーストのすぐ近くで自ら能動的に操作する必要がある証拠が2種含まれる(EMF検知器の設置、スピリットボックスへの質問)。検証中は動きを止めすぎないこと——セッティング段階ならまだハントしていないので、この程度の圧は許容できる範囲内だ。
Deildegast:投げさせるほど速度が落ちる#
メカニズム:Deildegastのハント開始時速度は3.0m/sに達する——これはゲーム全体でも最高峰クラスのハント速度だ。だが累計で26個のアイテムを投げさせると、速度は一路0.4m/sまで減衰し、ほぼ這う速度になる。
実戦拆解:
- 序盤が最も危険:前半にハントへ遭遇すると3.0m/sは直線走行では振り切れないことを意味する——即座に視界を断つ・建物構造を回る・隠しスポットへ進入する、のいずれかに走らなければならない。
- わざとアイテムを「餌やり」:減衰メカニズムはアイテム投げに紐付いている。ゴーストの行動経路上に投げられるアイテム(カップ、本、工具)を床一面に敢えて残しておき、26個投げ尽くさせれば脅威はゼロになる。これはゲーム全体でも珍しい「自らエサを与える」戦術だ。
- 二つの局面に一本の戦略:前半は隠れて耐え、後半は引き付けて動く。高価値の行動(撮影、証拠の補完)は速度減衰の後へ配置すると、安全性は天と地ほど変わる。
- 証拠面:所持はEMF 5+ゴーストライティング+投影で、Obamboの組合せと同一。この2体の見分けは挙動に頼る——Deildegastはハント開始時の速度が極めて速く、Obamboには状態切り替えのリズムがある。
Gallu:保護装備は諸刃の剣#
メカニズム:保護装備(燻香、クロス)を使うとGalluを興奮させる。装備の効果は弱まり、ゴーストは荒ぶり状態(1.96m/s)へ移行し、荒ぶり状態ではハント中に塩を踏んでも足跡を残さない。装備で対抗し続けると最終的に力尽きる。
実戦拆解:
- 既定操作の書き換え:通常のゴーストの前では燻香+クロスが定番の命守り組合せだが、Galluに対してはこの操作が攻撃速度を高める行為になる。低難度で気軽に燻香を使う習慣は改める必要がある。
- 消耗のウィンドウ:荒ぶり状態は無限ではなく、装備で対抗し続ければ消耗させられる。つまり遭遇戦では「序盤の爆発的な加速に耐え抜く」戦略は成立するが、味方との交替と隠しスポットを使って荒ぶり状態を乗り切る必要がある。
- 塩の使い方の反転:多くのゴーストは塩を踏むと足跡が残ってUV証拠の手がかりになるが、荒ぶり状態のGalluは塩を踏んでも足跡が残らない。塩で身元を見分ける用途は期待しないこと。
- 証拠面:所持はEMF 5+UVの指紋+スピリットボックス。UVの指紋検証では塩で誘導しないこと——扉やスイッチを直接見張り、ゴーストが自ら触るのを待つ。
Kormos:視界はないが、音は遠くまで拾う#
メカニズム:Kormosは完全に失明している——視界経由ではプレイヤーを発見しない。その代償として、探知距離は通常のゴーストより長い。
実戦拆解:
- 視界を断つ戦術は無効:通常のゴーストはハント中に視界を失うとターゲットを見失うことがあるが、Kormosには断つべき視界が存在しない。Kormosに対する隠蔽の核心は距離と音の管理であり、柱を回り込むことではない。
- 静粛の規律:VCマイクで喋り続けることも、走る音も、探知リスクの元になる。Kormosのハントでは、全員マイクをミュートすること(または文字入力・静粛ハンドサインへ切り替える)とゆっくり歩行することが、隠しスポットの確保よりも重要だ。
- 遠距離探知の意味:探知半径は通常のゴーストより大きい。「ゴーストの部屋から2部屋離れれば安全」といった目安は通用しない。より長い余裕を前提に撤退ルートを設計する。
- 証拠面:所持はオーブ+スピリットボックス+UVの指紋。スピリットボックスは声を出して質問する必要があり、このゴーストはまさに音による探知で成り立っている。質問の前に距離と撤退ルートを確かめ、質問を終えたら即撤退する。
Obambo:2分ごとに性格が変わる#
メカニズム:Obamboは2分ごとに「平静」と「荒ぶり」の二状態を切り替え、ハント中容赦なく切り替わる。荒ぶり状態は速度が速く、平静状態は遅くて追跡しやすい。
実戦拆解:
- リズムの把握:対峙中は心の中で拍子を数える——直前まで異常な速さだったなら、2分後には速度は落ちる。反対も同じ。時間窓に応じて行動を計画する:荒ぶり期は身を縮め、平静期に作業を行う。
- ハント中でも切替あり:多くのゴーストのハントは終始同じ速度だが、Obamboのハントは途中で突然速くなったり遅くなったりする。追われている最中に速度が急変するのは錯覚ではなく、このゴーストのメカニズムだ。
- Deildegastとの見分け:両者は所持証拠の組合せが同一(EMF 5+ゴーストライティング+投影)。挙動での区別は、Obamboの速度変化は周期的なリズムを呈するのに対し、Deildegastの減衰は投擲物量に連動して開始直後から頂点という点にある。
- 証拠面:ライティング+UV+投影の3種はいずれも待機型のパッシブ証拠。配置後は辛抱強く待ち、人的リソースはゴーストの状態観察へ回す。
新規ゴースト6体の早見表#
| ゴースト | ハント関連の数値 | 命守りのキーワード |
|---|---|---|
| Aswang | 正式な隠しスポット进入でハント終了 | 隠しスポット = 停止ボタン |
| Dayan | 移動時2.25m/s / 静止時1.2m/s、しきい値65%/45% | 全員静止 |
| Deildegast | 3.0 → 0.4m/s(26個投擲後) | 序盤は隠れ、物を置いて餌やり |
| Gallu | 荒ぶり時1.96m/s、装備で興奮、最終的に消耗 | 燻香を控え、消耗を待つ |
| Kormos | 失明だが探知距離は通常より長い | マイクミュート・低速歩行・距離稼ぎ |
| Obambo | 2分ごとに平静/荒ぶり切替(ハント中でも切替) | 拍子を数え、時間帯を分散して行動 |
最終的なスキルパラメータはゲーム内ログが正式な情報源。このページの数値は複数ソースを突合した結果に基づく。
古典ゴーストとの対照記憶#
新規ゴーストは特定の古典ゴーストと「鏡像メカニズム」を成すことが多く、並べて覚えた方が定着しやすい:
- Aswangの隠しスポットメカニズム ↔ 古典ゴースト側の「誰でもない部屋でしか反応しないタイプ」:双方とも「プレイヤーの居所在否がゴーストの挙動を変える」パターン。
- Deildegastの速度減衰 ↔ 疾走型幽霊の「ゆっくり巡回・速く追跡」:どちらも速度曲線に現れるが、一方は単調递减、他方は瞬間切り替え。
- Kormosの失明 ↔ 電化製品で加速するゴースト:片方は音に依存し、もう片方は電化製品に依存する。探知の次元はまったく異なる。
- Obamboの周期的切替 ↔ 冷気系ゴーストの温度関数:どちらも「状態が速度を決める」型で、切替の変数は片方は時間、もう片方は温度。
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- 古典ゴーストの高脅威グループ(悪魔系、霧状の移動型、悪夢系など):古典ゴースト詳解(上)
- 古典ゴーストのありふれたグループ(幻想系、騒音系、冷気系、物真似系など):古典ゴースト詳解(下)
- 新規ゴーストの数値をハントの実戦でどう使うか:ハントと隠蔽の立ち回り