ランク競技#
本ページは『マーベル・ライバルズ』(Marvel Rivals)のランクモードの現行ルールと、昇格のための具体的手順を扱う。戦闘メカニクスとシステム面の分解は「システム詳解」ページを参照してほしい。
ランクは継続的に調整されるシーズンコンテンツだ。ランクの詳細、BAN 数、保護メカニクス、報酬は新赛季ともに変わりうる。本ページは第 9 シーズン(S9)前後の公開情報に基づいて整理している。新赛季へ入ったあとはゲーム内公告を基準とすること。
解放条件と仮配属戦#
- アカウントレベル 15 に達して初めてランクモードへ入れる(配信時はレベル 10、後に 15 へ引き上げられた)
- 各シーズンでまず 10 試合の仮配属戦を戦い、その結果で初期ランクが決まる
- 仮配属戦期間のパーティ人数上限は 3 人
- 第 5 シーズン(S5)以降、仮配属戦は固定の流れとなり、より初期のシーズンにあった「連敗で降格」という旧ルールを置き換えた。いまだ連敗降格を論じる情報は失効した情報だ
仮配属戦の結果はスタート位置を決めるだけだ。シーズン中のランクの上下は以降の試合が決める。仮配属戦の出来が平凡でも落胆不要で、その後の連勝でランクは引き戻せる。
9 段階のランク#
ランクは下から上へ計 9 段階、ランク梯子全体では 23 レイヤーを数える。ブロンズからCelestialまで各段階は内部でさらに 3 サブティアに分かれ、Eternity と One Above All はサブティアを設けず、ポイントによる順位制となる。
| ランク | 英語原名 | サブティア | 順位方式 |
|---|---|---|---|
| ブロンズ | Bronze | 3 サブティア | ポイントで昇級 |
| シルバー | Silver | 3 サブティア | ポイントで昇級 |
| ゴールド | Gold | 3 サブティア | ポイントで昇級、シーズンスキン報酬あり |
| プラチナ | Platinum | 3 サブティア | ポイントで昇級、ランク保護なし |
| ダイヤモンド | Diamond | 3 サブティア | ポイントで昇級 |
| グランドマスター | Grandmaster | 3 サブティア | ポイントで昇級 |
| セレスティアル | Celestial | 3 サブティア | ポイントで昇級、減衰が始まる |
| エタニティ | Eternity | サブティアなし | ポイント高低で順位 |
| ワン・アバブ・オール | One Above All | サブティアなし | 各シーズン地域のランキング上位 500 名 |
特に注意すべき点が二つある。
- One Above All は昇格すれば永久に保持される肩書ではない。各シーズンの地域ランキングで精算され、シーズン末に地域上位 500 名へ入ったプレイヤーだけがこのランクを掲げられる。新赛季には再び競い直しだ
- ランク分布はシーズンで変動するため、本ページでは具体的な比率表を置かない。定性的に言えば、大多数のプレイヤーはブロンズからプラチナに集中し、One Above All のプレイヤーは全体の 0.1% に満たない
ポイントと昇降#
- 隣接サブティア間の差は 100 ポイント、大ランクを跨ぐ場合(例えばゴールド 1 ティアからプラチナ 3 ティアへ)の間隔は 300 ポイント
- 1 試合あたりの増減は勝敗と試合中のパフォーマンス両方で決まる。公式は具体的な計算式を公表していないため、増減を固定数値として書く説明はどれも信用できない
- 連勝は加算幅を拡大する。調子が良いときには 1 試合でサブティアを 1 つ飛び越えることもありうる。連敗も同じ理屈で、減衰は加速する
増減がパフォーマンスに左右される以上、「勝ったか」より「どう勝ったか」のほうが注目に値する。次章の昇格ロジックはすべてこのルールの上に成り立っている。
ランク保護:クロノシールド#
クロノシールド(Chrono Shield)はポイント減を止める保護メカニクスだ。
- 適用範囲はブロンズ・シルバー・ゴールドの 3 ランクのみ。プラチナ以上は保護が一切なく、敗ければそのまま減点される
- 敗北時にシールドを 1 枚消費して今回の減点を打ち消す。消費後はプレイにあわせて徐々に再チャージされる
- 一部のシーズンイベントでも補充アイテムが配布される
低ランクのプレイヤーは不慣れなヒーローを試すのに安心だ。ただしクロノシールドを無敵札だと思わないこと。プラチナ以降は一度の敗北がそのままポイントに反映される。
ヒーロー BAN#
ゴールド 3 ティア 以上の試合でヒーロー BAN が開始される。ピック前に両チームが交互にヒーローを出場不可へ追いやる。第 7 シーズン(S7)以降、各チームの BAN 枠は 3(以前は各チーム 2)で、1 試合で最大 6 ヒーローが BAN される。
対処の考え方:
- 相手が大概率で選ぶ核ヒーローを優先して BAN する。自分が嫌いなヒーローを消すのではない
- 自分が使うヒーローを守る。主ヒーローがバージョン人気枠なら、早めの確定か控えの用意を考える
- 味方のプレピックを見る:味方が提示したヒーローを BAN しない
- 枠を無駄にしない:現行バージョンで誰も使わないヒーローに BAN 枠 1 を費やす価値はない
ゴールド 3 ティア 未満の試合には BAN フェーズがなく、ピックが直接始まる。
パーティ制限と減衰#
パーティルールはランクにより階層化されている。
| ランク範囲 | パーティ規則 |
|---|---|
| ブロンズ〜グランドマスター | 最大 5 人パーティ |
| セレスティアル以上 | 単独または 2 人のみ許可 |
| 仮配属戦期間 | 最大 3 人パーティ |
加えて、セレスティアル以上のランクには減衰メカニクスが存在する。しばらくランクを戦わないとポイントが段階的に削られる。高順位を維持したいプレイヤーはランクを戦う頻度を保つ必要がある。
シーズン精算と報酬#
- シーズン終了時は当該シーズンで到達した最高ランクに応じて報酬が配布される。途中で降格しても影響しない
- ゴールド以上に専用のランク報酬スキンなどが用意され、各シーズンでスキンと報酬の中身は異なる。本ページは固定の対照表を維持しない
- 第 9 シーズンを例にとると、ゴールドの報酬はジュビリー(Jubilee)の「深紅の冠」スキンだった
- One Above All の報酬はシーズン末のランキングで精算され、通常のランク報酬とは分離して配布される
報酬狙いの実用的な結論:そのシーズンのランクスキンだけが欲しいなら、ゴールド到達で切り上げてよい。One Above All を狙うなら、重要なのは数試合の損得ではなく、シーズン全体を通じた地域ランキングの推移だ。
昇格のコアロジック#
ランクの増減は勝敗と個人成績の両方に影響される。したがって勝率を上げる鍵は、1 試合の数字をきれいにすることではなく、チームを敗北へ導く要素を減らすことにある。
- 死を配らない:死亡数は最も改善しやすい指標だ
- 穴埋め:チームにサポートが足りないなら自ら埋める。この一点のリターンは著しく過小評価されている
- 目標地点を守る:キル数と勝敗の相関は、地点確保の時間より大きく低い
- ULT を空にしない:1 試合に一度でよいから、価値のある ULT を置く
ヒーロープールの構築#
| 階層 | 内容 | 説明 |
|---|---|---|
| 主ヒーロー | 1 体 | いつでも安定した仕事ができるまで練る |
| 同ロールの控え | 1 体 | 主ヒーローと補完関係にあるもの。主が遠距離なら刺客を控えに置くなど |
| 他ロールの控え | 1 体 | チームの役割が欠けたときの穴埋めに使う |
3 体で昇格には十分だ。ヒーロープールが浅すぎれば BAN と対策で完全に止まる。広げすぎればどれも練度が届かない。ゴールド 3 ティア 以降は BAN が稼働するため、控えヒーローの価値ははっきり拡大する。
各ランクでよくある詰まりポイント#
| ランク | よくある詰まり | 突破口 |
|---|---|---|
| ブロンズ | ポジションが散らかり、各自がばらばらに戦う | チームについて動く。一人で突っ込まない |
| シルバー | ヒーロープールが浅く、相性に負けても切り替えられない | 控えを 1 体練り、交代を覚える |
| ゴールド | 情報共有がなく、ULT が各自ばらばら | クイックチャットで ULT の状態を報告し、BAN フェーズに慣れる |
| プラチナ | 陣容が硬直して対策をしない | 相手の陣容を見てヒーローを変える。保護を失ってからもメンタルを保つ |
| ダイヤモンド | 細部と判断のミス | 自分の死亡場面を復盤する |
| グランドマスター以上 | 相手のミスが極めて少ない | チーム連携と BAN フェーズの読み合い。減衰対策としてランク頻度を維持する |
単独とパーティ#
単独プレイの利点は対戦相手の強度がより均一なこと、欠点は連携を打ち合わせできないことだ。単独で重要なのは穴埋めと安定性で、味方が複雑な戦術を実行する期待はしないこと。セレスティアル以上はもともと単独か 2 人のみが許可される。上位へ行くほど、単独とデュオが常態になる。
パーティは単独で做不到なことができる。
- 事前に連携ヒーローの組み合わせを打ち合わせる
- 誰が開戦し誰が回収するかの役割を明確にする
- 相手の陣容へ対抗して一緒にヒーローを入れ替える
ブロンズからグランドマスターまでは最大 5 人のパーティが組める。固定のチームは散発の単独より昇格効率が高い。ただしパーティはより強い相手と当たる。マッチメイキングはパーティ要素を考慮するためだ。
各ロールの昇格要点#
| ロール | 昇格要点 |
|---|---|
| タンク | 無駄な死を減らし、「退く」タイミングを前倒しする |
| ダメージ | 一巡叩き込んだら離脱する。キル数を貪らない |
| サポート | ポジションは治療量より重要。まず生き残り、それから治療 |
復盤の方法#
1 試合を終えたら、2 分かけて三つの質問に答える。
- 死んだ数回は、ポジションの問題かスキル運用の問題か
- 死なずに済んだのに死んで、目標地点を失った一波はなかったか
- やり直せるなら、どのスキルを別のタイミングへ温存するか
データを記録する必要はない。改善できる点を 1 つ見つけられればよい。パフォーマンスは増減点に直接影響するため、復盤の意味はその点を次回加点へ変換することにある。
メンタル管理#
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 2 連敗した | 一度休んで別のことをしてから戻る |
| 味方の出来が悪い | 自分が変えられる部分に集中する |
| あるランクで停滞した | ロールを変えて数十試合戦う。視点の転換で突破できることは多い |
| 昇格が止まった | キル数ではなく死亡数を見る |
よくある質問#
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| ランはいつから戦えるか | アカウントレベル 15 で解放。先に 3 ロールそれぞれ 1 体練り込むことを勧める |
| 仮配属戦は何試合か | 各シーズン 10 試合、期間中は最大 3 人パーティ |
| ランクは永久に保たれるか | 保たれない。One Above All はシーズン末の地域ランキングで精算され、他のランクも新赛季に伴いリセットされる |
| 負けたら降格するか | ブロンズからゴールドはクロノシールドの保護あり。プラチナ以降は敗ければ減点 |
| ヒーロー BAN はどのランクから | ゴールド 3 ティア。第 7 シーズン以降は各チーム 3 枠 |
| 高順位なぜ減るのか | セレスティアル以上に減衰メカニクスがあり、長期間ランクを戦わないと減点される |
| 単独で高順位へ行けるか | 行ける。セレスティアル以上はもともと単独か 2 人のみ。穴埋めの意思とより安定した立ち回りで稼ぐ |
| 味方が誰もヒーローを変えない場合 | 自分が最も重要な穴を埋める |