エンドガイド#

『ペルソナ5 Royal』のエンドの行方は、四つの分岐点と一つの前置条件によって決まる。エンドは全5種:バッドエンド(Bad Ending)3種、通常エンド(Normal Ending)1種、真エンド(True Ending)1種だ。Royal が追加した延長エンド(Royal Ending)は独立した第六エンドではなく、真エンドの延長版 — 真エンドの末尾に明智吾郎のコミュがトリガーとなる追加シーンが1本加わる。

バッドエンドと区別しておきたいのが「失敗からのやり直し」だ。パレスを締日までに攻略しきれなかった場合、ゲームは時間を1週間巻き戻す。これはエンド映像を一切生まない — 単に日程を組み直すための措置だ。以下まず総覧を示し、時系列順に四つの分岐点を分解し、最後に真エンドの完全な前置条件とありがちな誤解を提示する。

エンド総覧#

エンド 種別 発生方法 重要節目
Bad Ending 1 バッドエンド 11月20日の尋問で怪盗団の仲間を売る 分岐点その一
Bad Ending 2 バッドエンド 12月24日に統制神の取引を受け入れる 分岐点その二
Bad Ending 3 バッドエンド 1月9日に丸喜拓人の虚偽の現実を受け入れる 分岐点その三
Normal Ending 通常エンド 第三学期を解放できず、メインが12月末に原版の構成で収束 前置条件の未達
True Ending 真エンド 第三学期を解放後に全ての取引を拒否し、丸喜パレスをクリア 四つの分岐点を全て正しく選択
Royal Ending 真エンドの延長版 真エンド達成かつ明智吾郎コミュレベル8 明智コミュの条件

四つの分岐点の速覧表#

日付 物語の節目 誤った選択 正しい選択
11月20日 新島冴の尋問 怪盗団メンバーの素性を包み隠さず供述する 三問すべて否定(第一問は行方に影響しない)
12月24日 統制神の取引 取引を受け入れる 「承知しない」を選択
1月9日 丸喜拓人の虚偽の現実 「理想の世界」を受け入れる 「この現実は受け入れられない」を選択
2月2日 意志の再確認 独立したバッドエンド分岐はなし 虚偽の現実を拒否する意志を改めて表明

分岐点その一:11月20日 新島冴の尋問#

場面:主人公は検察官・新島冴の尋問を受け、検察側は怪盗団の他のメンバーの本当の素性の供出を迫る。この場面は問答形式で進む。重要な質問は三つ。

選択肢の分解:

  • 第一問:どの答え方をしてもエンドの行方には影響しない。自分の好みで答えてよい。
  • 第二問:否定のルートを選ぶ。「いいえ / 聞いたことはない」系統の選択肢。
  • 第三問:そのまま否定を続け、「そんな人物はいない」を選択。

誤った選択:全メンバーの本当の素性を供述すると、ゲームは即座に終了し、第一のバッドエンド(Bad Ending 1)へ向かう。

仕組みの説明:この分岐は尋問の問答そのもので決まる。五つのソーシャルステータスやコミュレベルとは無関係で、純粋な選択肢のチェックポイントだ。11月20日前に手動でセーブを一つ確保しておくことを勧める — 誤操作の予防になる。

分岐点その二:12月24日 統制神の取引#

場面:クリスマスの物語の節目で、「統制神」は主人公へ一つの取引を持ち掛ける — 本来の意志を差し出し、その約束する「理想の世界」に置き換える取引だ。

誤った選択:取引を受け入れると、第二のバッドエンド(Bad Ending 2)へ向かう。

正しい選択:「承知しない」。

仕組みの説明:これはメインの物語上の必須イベントで、属性・コミュの前置条件はない。判定はこの一度の選択のみ。

分岐点その三:1月9日 丸喜拓人の虚偽の現実#

場面:第三学期に入った後、丸喜拓人は主人公へ自分が構築した「理想の世界」を見せ、苦痛のない現実に留まる意思があるかを尋ねる。

誤った選択:丸喜の「理想の世界」を受け入れると、第三のバッドエンド(Bad Ending 3)へ向かう。

正しい選択:「この現実は受け入れられない」。

仕組みの説明:この分岐は第三学期ルートにのみ出現する。第三学期を解放していない場合、メインは12月末で収束するため、そもそもこの分岐点に辿り着かず、結果として真エンドも取得できない。

分岐点その四:2月2日 意志の再確認#

場面:丸喜拓人と明智吾郎が登場し、主人公は最後に一度、虚偽の現実を拒否する意志を表明する必要がある。

仕組みの説明:この節目に独立したバッドエンド分岐はない。だが真エンドルートには不可欠な確認であり — 表明の後、丸喜パレスの攻略期間は本格的にカウントダウンに入り、最終締日は2月3日となる。

真エンドの前置条件#

真エンドの完全な公式は:第三学期の解放 + 全ての取引の拒否 + 2月3日までに丸喜パレスのクリア。項目ごとに列挙する:

  1. 丸喜コミュの条件(唯一で、挽回不可能):丸喜拓人(相談役)のコミュを11月17日までにレベル9に到達させる。11月18日の物語で自動的にレベル10(満了)まで引き上げられ、第三学期が開幕する。11月17日時点でレベル9未満なら、メインは12月末に原版の構成で収束し、第三学期も新パレスも真エンドも一切観られない。
  2. 全ての取引の拒否:11月20日の尋問で仲間を売らない、12月24日に統制神を拒否、1月9日に丸喜拓人を拒否。
  3. 丸喜パレスのクリア:舞台は認知科学研究所、最終締日は2月3日。超過は攻略失敗とみなされ時間巻き戻しが発生する。
  4. 最終ボスの撃破:最終ボスは丸喜拓人本人、応じるペルソナは「アザトース」、決戦では「原人アダム・カドモン(Adam Kadmon)」に覚醒する。

丸喜コミュ(相談役)の進め方の要点#

  • 解放時期:5月13日に物語連動で自動解放。こちらから働きかける必要はない。
  • 進めるテンポ:解放後は早めに着手し、空き時間を優先的に丸喜に割り当てる。11月まで引き延ばしてまとめてレベルを埋める形は避ける。
  • 好感度の効率:アルカナ(Arcana)が相談役と同一のペルソナを携带して交流すると、好感度の取得効率が上がる。
  • 取り逃した場合の代償:11月17日を過ぎると挽回手段は存在しない。読み込みで巻き戻すか、二周目に持ち越すしかない。

公式発表の各レベル報酬は以下の通り。能力名はゲーム内テキストと直接対応できる:

コミュレベル 報酬名
1〜2レベル 心のデトックス
3レベル マインドフル
5レベル マインドフルセラピー
6〜7レベル 超速マインドフル
8〜9レベル 心のデトックス DX
10レベル ウェイクフル

明智吾郎(正義)コミュと延長エンド#

  • 明智吾郎のコミュを11月17日までにレベル8に到達させて初めて、真エンドの末尾に追加シーンが解放される。Royal Ending の追加コンテンツだ。
  • 進行には属性の硬性条件がある:レベル3は知識3と魅了3、レベル7は知識4。日程を組むときに先にこれらの属性を満たしておかないと、無駄足になる。
  • Royal では明智のコミュを普通に育成する必要がある。原版では物語追従で自動上昇していたため両者は仕組みが異なり、原版の経験で彼のイベントを飛ばさないこと。

芳澤かすみ(信念)コミュ:重要な訂正#

芳澤かすみのコミュは真エンドの必要条件ではない。これが最も広く流布している誤解の一つだ。実際の仕組みは:

  • 12月22日までにレベル5に達して初めて、彼女のコミュは1月以降も継続できる。
  • 未達の代償はその周目では彼女のコミュをこれ以上進められないということであり、真エンドを取得できないことではない。
  • 優先度では丸喜のレベル9が芳澤のレベル5よりはるかに上:前者は第三学期と真エンドを決め、後者は彼女本人のコミュ報酬と物語の完全度にのみ影響する。

ゲームオーバーと時間巻き戻し#

  • 各パレスには締日があり、締日までに攻略しきれないと「1週間の時間巻き戻し」が発生する。これは失敗からのやり直しであり、エンドではない。
  • 丸喜パレスの最終締日は2月3日。超過も同様に巻き戻しとなり、真エンドルートは失敗が確定する — 読み込みからのやり直しが必要。
  • バッドエンドとの違い:バッドエンドは直接エンド映像へ移行する。時間巻き戻しは継続プレイの機会が保たれ、日程を組み直すだけだ。

最終決戦の要点#

最終ボスは丸喜拓人、応じるペルソナは「アザトース」で、決戦中に「原人アダム・カドモン(Adam Kadmon)」へ覚醒する。戦闘は段階進行で、以下は仕組みの観点からの準備提案:

  • 保存と休息:Royal 追加のセイフティルームではいつでも進行度を保存し状態を回復できる。最奥への攻め込み前に最大限活用する。
  • 回復手段:パーティに安定したSP回復経路を確保する。アイテムもスキルも余力を残し、持久戦でターンが尽きない状態を作る。
  • 行動ターン:弱点を突くかクリティカルを出すと1MOREが発生し、バトンパス(Baton Pass)で行動権を仲間に引き継いで全ターン攻めを継続できる。
  • 属性異常:ボスへ属性異常を付与した後に該当攻撃属性を組み合わせるとテクニカル(Technical)が発動し、より高いダメージを与えられる。
  • 合技:絆が十分に深いキャラクター同士は合技(Showtime)を発動でき、決戦における重要な爆発手段になる。
  • 異常への対処:パーティが状態異常に陥ったら素早くアイテムかスキルで解除し、全ターン行動不能の不利な展開を避ける。

真エンドルートの重要日付一覧#

日付 イベント 要求または帰結
5月13日 丸喜コミュの自動解放 早めに進行を開始
11月17日 丸喜コミュレベル9の締切 第三学期唯一の解放条件
11月17日 明智コミュレベル8の締切 延長エンドの追加シーンが解放
11月18日 丸喜コミュが自動で満了レベルへ 第三学期の開幕
11月20日 新島冴の尋問 分岐点その一。仲間を売らない
12月22日 芳澤かすみコミュレベル5の締切 彼女のコミュが1月以降も継続できるかが決まる
12月24日 統制神の取引 分岐点その二。拒否を選択
1月9日 丸喜拓人の虚偽の現実 分岐点その三。拒否を選択
2月2日 意志の再確認 分岐点その四。丸喜と明智吾郎が登場
2月3日 丸喜パレスの最終締日 超過は時間巻き戻しが発生、真エンド失敗

通常エンドと真エンドの差異#

比較項目 通常エンド 真エンド
物語の範囲 メインは12月末で収束 第三学期を完全に遂行し、2〜3月まで継続
新パレス なし 丸喜パレス(認知科学研究所)
明智吾郎 第三学期の収束なし 第三学期で完全な収束
芳澤かすみ 物語ラインが不完全 完全なコミュと物語ライン
追加シーン なし 明智コミュの条件充足後に延長エンドのシーンが追加
原版との対応 原版『ペルソナ5』の良エンド構造(Good Ending) Royal 独自の完全な最終局面

クリア後とトロフィーの関連#

真エンドを達成する過程で、エンドの流れと直接関連するトロフィーが一括で解放される:

  • トロフィー総数:PlayStation トロフィーは計53個。プラチナ1・金1・銀7・銅44で、プラチナには他の全トロフィーのコンプリートが必要。
  • 進行系の隠しトロフィー:全7パレスのクリア、メメントスクリア(The Thorough Trickster)、そしてゲーム自体のクリア(The Path Chosen、金トロフィー)はいずれも進行に併せて自然に解放される。
  • 「I am Thou…」:交渉によるペルソナの加入で解放される。合体で得たものは対象外。
  • 断罪系トロフィーは計5個:断罪台(Guillotine)、集団断罪台(Group Guillotine)、絞首台(Gallows)、電気椅子(Electric Chair)、そして融合警報期間中の断罪(Accident-Prone)。

銀トロフィー7個の達成条件は以下の通り。複数項目は二周目や長期日程での事前の準備が必要:

銀トロフィーの達成条件 関連システム
2回の試験でいずれも最高得点(1月11日と2月11日) 日程計画
ソーシャルステータス全て満了(Pure Perfection) ソーシャルステータスの育成
仲間との恋人関係の成立 コミュ
少なくとも1つのコミュの満了 コミュ
メメントスの認知の完全な変更 メメントス探索
パレスのボスからスキルアクセサリの取得 パレス攻略
メメントス最深部のReaper(死神)の撃破 強敵への挑戦

トロフィー外の補足説明:

  • ゲーム内には他に52個の実績があり、Royal 専用施設・怪盗殿(Thieves Den)に展示される。プラットフォームのトロフィーには数えられず、プラチナにも影響しない。
  • 参考時間:全トロフィー完了はおよそ100〜120時間。5つの主エンドを全て見るのはおよそ90〜150時間。
  • Xbox 版にはプラチナトロフィーがなく、対応する内容は実績の形式でのみ表示される。
  • リマスター版関連:2022年10月21日発売のリマスター版は60フレームに対応するが、PS5 のリマスター版は PS4 原版のセーブデータを読み込んで継続できない。プラチナも全実績もリマスター版の中で一から達成する必要がある。

ありがちな誤解の対照表#

流布する言説 実際の仕組み
芳澤かすみレベル5は真エンドの条件 レベル5は彼女のコミュが1月以降も継続できるかを決めるだけで、真エンドとは無関係
本作はバッドエンドが5種 バッドエンドは3種のみ。3バッドに通常1・真1を足して計5種のエンド
Royal Ending は独立した第六エンド 真エンドの延長版で、追加シーンは明智コミュがトリガー
パレスの締日超過はバッドエンドと同義 実際は1週間の時間巻き戻し。日程を組み直して再戦できる
明智のコミュは物語追従で自動上昇する Royal では普通に育成が必要で、11月17日までにレベル8に達する必要がある
丸喜レベル9を取り逃しても後から挽回できる 挽回手段は一切ない。読み込みか二周目持ち越しのみ

他ページとの連携#

  • 日程計画:11月17日・12月22日・2月3日といった硬性日付を全体のスケジューリングに組み込む。
  • コミュ育成:相談役と正義コミュの完全な進行ルート。
  • パレス攻略:丸喜パレスの完全な攻略手順。
  • メメントス:死神の位置と撃破のための準備。
  • トロフィー実績:全トロフィーのリストと達成条件。

一言で総括する:真エンドのハードルは戦闘の難度ではなく、日程の規律にある — 11月17日までに丸喜拓人をレベル9へ送り届めること。残る分岐点は本頁の選択肢に沿って対処するだけでよい。11月からは独立したセーブスロットを一つ確保しておくことを勧める。どの分岐点で選誤っても即座に読み戻せて、全区間をやり直す必要はない。

内容最后验证于 2026-07