コネクション育成#
「コネクション」(Confidant)は本作が公式に定めた呼称です。古い攻略本では「絆」「人脈」と書かれてることもありますが、指しているのは同じシステムです。育成対象は全22存在します。各自がタロットの一枚に対応し(公式はアルカナ、Arcana と呼びます)、ランクを上げることで戦闘支援・日常の利便・物語の機会が得られます。コネクションは飾りのような交流システムではありません。その一本の育成ライン(丸喜拓人)がセカンドシーズンの可否を直接決めるため、周目全体のプランで第一優先になります。
コネクションの基本仕組み#
1度の出会いの流れ#
コネクションを進める定型の流れは、相手がいる場所で1時間帯を消費して出会い、会話の選択肢を選んで好感度を積み、好感度が満タンの次の出会いでランクアップのイベントが発生し、ランクが1上がります。そのランクで解放される能力は、ランクが上がってから精算されます。会話しながら段階的に効くわけではありません。ここから帰結は2つ。
- 好感度が未满の間、出会いは好感度だけ伸びてランクは上がりません。「満タンになってから約束する」ほうが、回数をこなすだけの空振りより効率的です。
- ランクアップのイベント自体も1時間帯を消費するため、1週間の予定を組む際は独立した1回の出会いとして組み込んでください。
日程を消費する型・しない型の3分類#
22のコネクションは進め方で3種に分かれます。予定を組む前に、誰が時間帯を消費して誰がしないかを切り分けてください。
| 進行タイプ | 対象 | 仕組みの説明 |
|---|---|---|
| メイン自動型 | イゴール(愚者)、新島冴(審判) | 物語に合わせて自動で進み、使える日程をまったく消費しません |
| 合成依頼型 | キャロリンとジュスティーヌ(力) | 双子が指定する合成依頼を完了するとランクアップ。引き渡しはヴィロードルーム内で完結し、昼でも夜でも時間帯を消費しません |
| 会話育成型 | 残り19のコネクション | 出会いのたびに1時間帯を消費。日程プランの本体です |
メイン自動型が「やることがない」の意味ではありません。イゴールはペルソナの合成と処刑を司り、新島冴の審判のランクはメインの進行と結びついています。11月20日に彼女が主導する尋問の決断がメインの行方を直接決めます。
22コネクション一覧#
下表はアルカナごとに全22を並べました。場所型の対象は該当エリアへ能動的に訪ね、学園型の対象は主に放課後に接触します。
| アルカナ | 対象 | 解放方法 | 中核となる強化 |
|---|---|---|---|
| 愚者 | イゴール | メイン自動 | ペルソナの合成と処刑の機能が解放・拡張されます |
| マジシャン | モルガナ | 4月にメインで解放 | 潜入支援。回復、探索、移動の利便 |
| 戦車 | 坂本竜司 | 4月にメインで解放 | 経験値の加算とダッシュでの即殺。移動時間が圧縮されます |
| 恋人 | 高巻杏 | 4月にメインで解放 | ステータス異常の支援、好感度の選択肢が豊富 |
| 女教皇 | 新島真 | メインイベントで解放 | 戦闘の分析と補助、核熱系の支援も兼備 |
| 皇帝 | 織田信也 | アキバのゲームセンターで接触 | 銃撃関連のリターン |
| 法王 | 佐倉惣治郎 | 4月のコーヒー指導後 | コーヒーとカレーという日常強化アイテムの安定した供給源 |
| 正義 | 明智吾郎 | メインイベント後に自分で進める | ロイヤル版では完全なコネクションへ変更、関係の追加シーン |
| 隠者 | 佐倉双葉 | メインで加入後に解放 | 後方支援とパーティ全体の強化 |
| 運命 | 御船千早 | 新宿の占い屋で有料解放 | 占卜の強化。行動と交流のリターンを増幅します |
| 力 | キャロリンとジュスティーヌ | ヴィロードルームの依頼 | 合成依頼で進行。日程を消費しません |
| 倒吊人 | 岩井宗久 | 路地裏の武器店のイベント後 | 武器・防具の入手経路と潜入用アイテムの改良 |
| 死神 | 武見妙 | 路地裏のクリニックへ訪問 | 回復アイテムの供給と医療の割引 |
| 節制 | 川上貞代 | メインイベント後 | 家政婦の依頼で昼の時間帯を空けられます |
| 悪魔 | 大宅一子 | 新宿のバーで夜間 | 怪盗団をめぐる世論の情報 |
| 塔 | 三島由輝 | メインイベント後 | 戦闘精算の経験値が上昇します |
| 星 | 東郷一二三 | 夜間のゲームセンターへ訪問 | 站位と交渉関連の戦術支援を提供します |
| 月 | 喜多川祐介 | メインイベント後 | 潜入行動の追加とスキルコピーの利便 |
| 太陽 | 吉田寅之助 | 渋谷駅前で訪問 | シャドーとの交渉のリターンを強化します |
| 審判 | 新島冴 | メイン自動 | 日程を消費せず、11月の尋問の決断の中心人物 |
| 顧問官 | 丸喜拓人 | 5月13日に自動解放 | セカンドシーズン唯一の鍵。以下の専節を参照 |
| 信仰 | 芳澤かすみ | メインで自動解放 | ロイヤル版の追加、硬い必要値は12月22日 |
ヴィロードルーム:愚者・双子・処刑システム#
ヴィロードルームはペルソナの合成と処刑を行う場所です。愚者のコネクションはメインの進行で上がり、1ランク上がるごとに合成の手段が増えていきます。本作の処刑は公式の形で5種。断罪台(新しいペルソナの合成)、グループ断罪台(一度に複数のペルソナを捧げる)、絞首台(ペルソナを素材として吸収させレベルを上げる)、電気椅子(ペルソナをアイテムへ変換)、そして融合警報期間中の特別な処刑です。警報が起きた直後に処刑すると、属性が大幅に上限を超えた高品質のペルソナが得られることがあり、高リスク高リターンの公式の仕組みです。
双子の看守の「力」コネクションは依頼の形で進みます。双子が特定のペルソナを目標に指定し、合成して引き渡せばランクが上がります。この進行に余計な予定は不要ですが、目標の合成には素材と資金の備蓄が必要なので、ヴィロードルームへ戻るたびに現在の依頼を確認する習慣が有効です。双子は物語の後半で一つに統合され、ラヴェンツァになります。
好感度の効率:ペルソナ・選択肢・ランクアップ#
同じアルカナのペルソナを待機させる#
出会う前にヴィロードルームで、相手のアルカナと同じペルソナを待機させると、1回あたりの好感度の伸びが明確に上がります。これはコストゼロでコネクション進行を加速する中核のコツです。法王(佐倉惣治郎)の Rank 1 から 2 の例では、データ表の整理によれば対応ペルソナなしで1回20、ありで29へ上昇します。ゲーム内でこれらの数値は表示されませんが、上の数字は公式データ表を整理した結果であり、仕組み自体はすべてのコネクションに同じように効きます。
音符マークと最良の選択肢#
ロイヤル版は会話に音符のヒントを加えました。好感度を大きく上げる選択肢を選ぶと音符のマークが出ます。迷う場合は、相手の性格と状況に合う選択肢を優先します。命中率はでたらめな推測より明確に高くなります。加えて、出会い後に好感度が上限へ達すると「ランクアップ可能」のマークが出ます。この時点で次の出会いは必ずランクアップのイベントに使い、好感度を重ねるだけに使わないでください。
五維の必要値とよくある詰まり#
五維とは知識、勇気、純真、包容力、社交性の5項目です。これらが一部コネクションの進行を止めます。必要値が足りない場合、相手の出会いイベント自体が開かず、表示はたいてい「もう少し資格が足りない」です。既知の必要値は Rank 2 前後と Rank 7 前後の2つの区間に集中しています。
| コネクション | 必要値 | 説明 |
|---|---|---|
| 高巻杏(恋人) | 最初の出会いに包容力2 | 五維が足りないと彼女のイベントが開きません |
| 武見妙(死神) | 最初の出会いに勇気3 | 勇気が足りないならクリニックの奥の部屋へ入れません |
| 明智吾郎(正義) | Rank 3 に知識3・包容力3 | ロイヤル版専用の必要値 |
| 明智吾郎(正義) | Rank 7 に知識4 | 11月の締切に間に合わせるには知識を早めに補う必要があります |
他のコネクションの具体的な必要値は、イベントが発生して展開する際の表示に明記されます。ゲーム内で丸見えの情報です。プラン上の記憶は一つで十分。「次の出会いには五維の某項目が必要」という表示を見たら、直近の空き時間帯を対応する属性の活動に優先して投じること。同じ相手に何度も足を運んで壁にぶつかるのは避けてください。時間帯の空振りはコネクション育成で最大の見えない浪費です。
物語の行方を決める3本のコネクションライン#
丸喜拓人(顧問官):セカンドシーズン唯一の鍵#
丸喜は全コネクションのなかで最も特殊です。比喩ではなく、本当に一つだけです。5月13日に物語で自動解放された後、彼のランクはこの作品の3分の1の物語があなたに開くかを決めます。
- 11月17日までに顧問官のコネクションを Rank 9 へ進める——これがセカンドシーズンを開く唯一の条件です。
- 達成すると11月18日に自動で満了へ昇り、セカンドシーズンが同時に開きます。
- 11月17日の条件を満たさないと、メインは12月末に原版の構成で収束し、セカンドシーズン・新しいパレス・真のエンディングはすべて見られません。
彼のランクごとの報酬は公式が公表しており、各ランクの能力名は下表の通りです。これに沿って投入を計画できます。
| ランク | 公式公表の能力 |
|---|---|
| Rank 1・Rank 2 | 心のデトックス |
| Rank 3 | 心境 |
| Rank 5 | マインドフルネス |
| Rank 6・Rank 7 | 超速フロー |
| Rank 8・Rank 9 | 心のデトックス DX |
| Rank 10(満了) | スキルケア |
11月18日に自動で最後の一段が埋められるため、実際に日程を割いて進めるのは Rank 9 までの部分です。5月中旬の解放から数えると、毎週1〜2回の出会いを固定できれば余裕を持って到達できます。早くスケジュールに載せるほど、11月が楽になります。
明智吾郎(正義):自動ランクアップから手動育成へ#
原版『ペルソナ5』では明智のコネクションは物語で自動で上がっていました。ロイヤル版ではこれは通常の育成を要する完全なコネクションへ変更しており、2つのバージョンで最も実質的な差異の一つです。進行には五維の硬い必要値(Rank 3 に知識3・包容力3、Rank 7 に知識4)があり、締切ラインも固定されています。11月17日までに Rank 8 に到達して初めて、真のエンディングに重なる延長のエンディングシーン(Royal Ending)が解放されます。注意すべきは、彼のランクが決めるのは追加シーンの有無であり、真のエンディングの資格そのものではない点です。Rank 8 に届かなくてもセカンドシーズンへ入り、真のエンディングは取れます。ただし演出の一部が減ります。
芳澤かすみ(信仰):真のエンディングの条件ではありません#
広く流布している誤情報は「芳澤かすみも真のエンディングの条件」という誤解です。正します。彼女は真のエンディングの解放条件ではありません。真のエンディングが見るのは丸喜だけです。彼女の硬い必要値は自身の物語ラインに関わるのみ。12月22日までに Rank 5 に達して初めて、翌年1月にコネクションを継続できます。未達の代償は、本周目では彼女のランクをこれ以上上げられないこと。取り逃がしたら取り逃がしであり、終盤の回復手段はありません。つまり彼女に日程を割く理由は個人の物語と恋愛ライン(以下参照)であり、エンディングの資格のためではありません。
3本の硬い締切まとめ#
| 対象 | 締切条件 | 達成のリターン |
|---|---|---|
| 丸喜拓人(顧問官) | 11月17日までに Rank 9 | 11月18日に自動満了、セカンドシーズン解放 |
| 明智吾郎(正義) | 11月17日までに Rank 8 | 真のエンディングの延長シーン(Royal Ending) |
| 芳澤かすみ(信仰) | 12月22日までに Rank 5 | 個人の物語ラインが翌年を跨いで継続、本周目で固定されない |
3本は互いに代わりになりません。丸喜はエンディング、明智は追加シーン、かすみは個人の物語を守ります。日程プランのページの通年の硬い日付表では、これらが11月20日の尋問や12月24日の取引といった決断と同じ表に並べられます。2ページを組にして使ってください。
恋愛システム#
告白のタイミングと仕組み#
恋人の関係が確定するのは各コネクション Rank 9 の物語です。そのイベントで正しい選択肢を出せば恋人関係になります。つまり追いたい相手を追うには、まずその相手を Rank 9 まで押す必要があり、好感度が溜まれば自動で結ばれる仕組みではありません。恋人関係はクリスマスとバレンタインなど祝日専用の物語をもたらします。複数の恋愛ラインを同時に維持すると、バレンタイン当日は集団で問い詰められます。ゲーム側からの「二股」への正式な応答です。複数ラインは戦闘能力とエンディングの資格に影響せず、個人の好みで決めればよいです。
恋人になれる対象#
| 対象 | アルカナ | 備考 |
|---|---|---|
| 高巻杏 | 恋人 | 学園内で進行。五維の必要値は包容力 |
| 新島真 | 女教皇 | 学園内で進行。物語の節目はやや遅め |
| 奥村春 | 皇后 | メインの中後段で解放 |
| 武見妙 | 死神 | 路地裏のクリニック、夜間の出会い、勇気の必要値あり |
| 川上貞代 | 節制 | 家政婦の依頼ライン、夜間に進行 |
| 御船千早 | 運命 | 新宿の占い屋、有料の入口が必要 |
| 大宅一子 | 悪魔 | 新宿のバー、夜間の出会い |
| 東郷一二三 | 星 | ゲームセンターのライン、夜間の出会い |
| 芳澤かすみ | 信仰 | セカンドシーズン専用のライン。前提は12月22日までに Rank 5 |
かすみの恋愛ラインはロイヤル版独自の内容で、彼女自身の締切に幾重にも縛られています。完全な物語と告白の機会を見るには、12月22日の Rank 5 は「推奨」ではなく必須になります。
優先度の段階と日程の推奨#
公式はコネクションの強度評価を一切発表していません。以下の段階分けは完全に仕組み上の作用に基づいており、日程プランのページの口径と一致しています。
| 段階 | 対象 | 仕組みの根拠 |
|---|---|---|
| メイン進行に必須 | 丸喜拓人(顧問官) | 11月17日までに Rank 9 がセカンドシーズン唯一の条件 |
| メイン自動、予定不要 | イゴール(愚者)、新島冴(審判) | 物語で進行、日程を消費しません |
| 強く推奨 | 川上貞代(節制)、御船千早(運命)、武見妙(死神) | それぞれ時間帯の空け方、交流リターン増幅、アイテムの持続に対応。効率に影響しエンディングには影響しません |
| 推奨 | 三島由輝(塔)、キャロリンとジュスティーヌ(力)、佐倉惣治郎(法王) | 経験値の加算、合成依頼、日常の補給 |
| 任意 | 大宅一子(悪魔)、織田信也(皇帝)、岩井宗久(倒吊人)など | 情報・射撃・装備の強化が主。一周目は完全に省略できます |
| 追加シーンに影響するのみ | 明智吾郎(正義) | Rank 8 が延長シーンの有無を決めます |
| 個人の物語にのみ影響 | 芳澤かすみ(信仰) | Rank 5 は彼女のラインが跨年できるかを決めるのみ |
メインの日程と五維の必要値に縛られるため、一周目で実際に進められるのは通常10〜14コネクションです。全満了は二周目へ回すほうが現実的。時間帯の割り振りでは、再利用できるコツが2つあります。
- 雨天の日は屋内の活動へ組み替える。雨天は一部の場所と屋外活動が閉まりますが、ゲームセンターや神社参拝などは影響を受けません。当日の出会いはこれらに差し替えれば、時間帯を無駄にしません。
- 休みは加速の窓。夏休みと春休みは終日使えるため、属性の必要値が絡むコネクションをまとめて処理するのに適しています。午前に五維を補い、午後と夜間に出会いを連続でこなす。休み1回で1〜2本を押し切ることは珍しくありません。
よくある誤解と訂正#
| 誤解 | 仕組みの事実 | 正しいやり方 |
|---|---|---|
| コネクションを「交流のおまけ」と捉える | 顧問官のコネクションはセカンドシーズンと真のエンディングを直接固定します | 5月13日の解放後、毎週決まった形で丸喜を進める |
| 出会いで対応するペルソナを変えない | 1回の好感度の伸びが明確に低く、同じ時間帯のリターンが目減りします | 出会いのたびに同じアルカナのペルソナを待機させる |
| 芳澤かすみを真のエンディングの条件と誤る | 彼女は自身の物語ラインにのみ関わり、エンディングを固定しません | 12月22日までに Rank 5 で十分。規格外の投入は不要 |
| Rank 9 の告白タイミングを見落とす | 恋愛ラインは Rank 9 のイベントでしか確定せず、過ぎたら取り消せません | 狙うキャラのコネクションを Rank 9 へ一直線に進め、その後で他の補充へ戻る |
| 属性の必要値に何度もぶつかる | イベントは開かず、時間帯は消費されます | 表示に従って先に五維を補い、戻って出会いをこなします |
関連ページ#
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- 攻略チャート:通年の硬い日付表と時間帯の割り振りフレーム
- エンディングガイド:5つのエンディングの完全な判定条件
- ペルソナ:同じアルカナのペルソナを待機させるための合成系統
- メメント攻略:コネクションに依存しないもう一本の日常進行ライン