装備アイテム#

まずこのページの範囲をはっきりさせておきます。『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』でまとめて「装備アイテム」と呼ばれるものは、実際には互いに独立した 3 つのシステムから成り立っています。

  • 世界樹の護符 (Amulet of Yggdrasil) とそこに載せるエンチャント (Enchantments) —— キャラクターのパネルを自由に組み立てる層。
  • レリック (Relic) とヒルト (Hilt) —— 独立したスロットを占める能動スキルの層。
  • 両者を貫く強化素材の体系 —— いつ何を装備でき、何レベルまで伸ばせるかを決める層。

武器の持ち手、防具のスリーピース、シールドの圆盘の個別評定はこのページでは扱いません。武器と資源の詳細はそれぞれの専用ページに分けて載せています。このページの書き方は仕組みの規則を先に述べ、それから対照表を出す順です。末尾の「改訂の説明」の節で、古い版の誤った内容を項目ごとに正しています。

数値の口径について先に一言お伝えします。公式はエンチャントの語彙やレリックの効果の統一された数値表を一度も発表しておらず、ゲーム内では項目ごとにパネルへ表示されるだけです。だからこのページで強度に関わる記述はすべて定性的な表現に統一しています。ゲーム内で直接確認できる仕組みの規則 (スロットの数、強化に必要な素材の種類) だけを決定的な事項として書き、「ある語彙が何% 上乗せ」という推定値は一切作りません。


世界樹の護符 (Amulet of Yggdrasil)#

仕組みの規則#

  • 護符は本筋の「ティールを探して (The Quest for Tyr)」の任務線で自動的に手に入ります。探索による解放条件は不要で、入手してそのまま使えます。
  • 護符そのものは防御もダメージも、パネル属性を何も提供しません。価値はすべてエンチャントの装着にあります。スロットは初期の 2 枠から始まり、世界樹の宝石 (Jewel of Yggdrasil) を 1 つ集すごとに恒久的に 1 枠が増えます。ゲーム中の宝石は合計 10 個で、すべて集めると護符には最大でエンチャントを 12 枚並べられます。
  • 装着済みのエンチャントはドワーフのショップでいつでも外し、付け直せます。外したエンチャントはインベントリに戻り、何度でも使い直せます。全程で素材も通貨も消費しません。つまりプレイスタイルの乗り換えに埋没コストがなく、手に入れたエンチャントはどれも取っておく価値があります。
  • スロットの数は宝石の収集進度だけで決まり、キャラクターのレベルとも章の進行とも無関係です。宝石は唯一の一次性の収集品で、同じ 1 個を二度取ることはできません。

宝石の入手の判断基準#

入手の種類 判断基準の説明
本筋のストーリー 任務の進行で何個かは確実に入手。クリア後も再訪して補えるため、恒久的に失うことはない
サイドの依頼 (Favors) 一部のサイドの精算報酬に宝石が含まれる。引き受ける前に報酬一覧を見て確認できる
エリアの探索 九界の伝説の宝箱と隠れた通路に宝石が仕掛けられている。収集品のページ参照

使い方の判断基準#

  • 序盤はスロットの補充を優先してください。スロット数は硬性の上限で、エンチャント 2 枚のパネルの自由度は 6 枚よりずっと低くなります。前半は宝石のヒントを見つけたらついでに拾っておくのが得です。
  • 新しいエンチャントはまず装着して効果を見てから判断してください。付け外しは無料なのですから。しばらく出番のない品を在庫に押し込むより、属性を 1 条でも上乗せするほうがマシです。
  • 護符にはセットの仕組みがありません。12 のスロットは自分のプレイスタイルで自由に組み合わせるだけで、「あるセットのエンチャントを揃えると追加の効果」のような隠れた規則は存在しません。

エンチャント (Enchantments)#

仕組みの規則#

  • エンチャントは世界樹の護符にだけ装着でき、防具や武器に直接取り付けられません。防具、持ち手、シールドの圆盘の語彙は装備本体のもので、護符の層だけが自由に付け外しできる語彙の唯一の供給元です。
  • エンチャントは標準・レア・エピック・レジェンダリーの 4 段階で、防具の品質体系と同じです。低段階は通常 1〜2 条の属性上乗せだけ。高段階は属性に加えてパッシブ効果を 1 つ携えます。パッシブ効果はトリガー型の規則で、単なる数字の上乗せではありません。
  • エンチャントの数値はキャラクターの総合パネルに合算され、防具が元から持つ同種の属性と直接加算されます。ある 1 次元のパネルを急ぎで補うなら、エンチャントの差し替えは防具の交換よりいつでも速く済みます。
  • 入手の経路:ドワーフのショップの棚はストーリーの段階ごとに更新。九界の探索の宝箱から直接出る。サイドと挑戦系の戦利品の一覧にもレアな品が現れます。

六次元の属性の対照#

本作のパネルは 6 つの属性で構成され、エンチャントと装備の語彙は同じ一套の体系を共用しています。

属性 効き目の判断基準 合う方向
力量 近接ダメージを上げる 連携による出力主体の核となる語彙
ルーン ルーン攻撃のダメージと関連する効果を上げる ルーン攻撃を高頻度で連続で使う型
クールダウン ルーン攻撃とレリックのスキルの間隔を短くする スキルの循環に依存する型
防御 受けるダメージを下げる 重めのガード主体と堅実な序盤
活力 最大の HP とダメージの受けを強化 高難度での生存、ボス戦
幸運 戦利銀と素材のドロップ、パッシブの発生確率を上げる 資源の蓄積とトリガー型の遊び

パッシブ効果の語彙の分類 (定性)#

効果の分類 動きの説明 使い方の判断基準
時間の操作系 完璧な回避か完璧なガード時に、短い時間の減速が発生 (領域変換の類の效果) 回避の判定が厳しいボス戦で見返りが最大
生存系 HP 回復の力を強化、か重体時にダメージ軽減の受けを提供 高圧の遭遇戦、序盤のミスへの広さ
状態系 氷霜・フレイム・毒などの異常状態の蓄積や耐性を上げる。ビフロストのダメージへの防護も含む 属性の異常状態で圧を掛ける敵の陣営を前にしたとき
経済系 戦利銀 (Hacksilver) と素材の獲得量を増やす 資源をまとめて貯める時間帯に有効
怒り系 Spartan の怒りの蓄積を速めるかその効果を強化 怒りを延命と爆発の核に置く戦い方

組み合わせの判断基準#

  • 近接で押し潰す型:力量と活力を土台に置き、パッシブは時間の操作系を少なくとも 1 枚。完璧な回避を純粋な防守の動作から、出力の窓を開ける入り口に変えます。
  • ルーンの循環型:ルーンとクールダウンを半々に配分し、ルーン攻撃とレリックのスキルが互いの空白を埋め合う形で回します。パネルは「スキルがほぼ途切れない」所まで積めば足り、1 枚の極限を追い求める必要はありません。
  • 堅実な生存型:防御と活力を優先し、パッシブは生存系で固める。高難度のボス戦とバーサーカーの墓標の挑戦に向きます。この手の戦いはミスへの許容が狭く、語彙の見返りのほうが火力の上限よりずっと重くなります。

レリック (Relic) とヒルト (Hilt)#

仕組みの規則#

  • レリックは独立した装備スロットを占め、コントローラーの組合せボタンで発動します。武器の連携の入力を占めず、消費する資源も不要。発動後は専用のクールダウンに入り、戻れば再度使えます。
  • レリック同士は「1 選択の装備」の関係で、同じ時間に装備できるのは 1 品だけ。レリックの差し替えは能動技の戦い方一式の乗り換えを意味し、ここが 12 枚を並べられるエンチャントとはまったく違います。
  • 前作『ゴッド・オブ・ウォー』(2018) のタリスマン (Talisman) の欄は本作で廃止されました。「重要な瞬間の延命か爆発」という位置づけはレリックが引き継ぎ、語彙類の効果はエンチャントへ移りました。2 世代の仕組みを突き合わせるとき、いちばん取り違えやすいのはこの点です。
  • レリックに強化の体系はなく、強さは入手した時点で固定です。価値は「いつ押すか」にあり、「何レベルまで鍛えるか」にはありません。

確認済みのレリックとヒルト#

レリック 入手の判断基準 効果 (定性)
神秘的な家宝 (Mystical Heirloom) 九界の探索で拾得 発動すると周囲の敵を撹乱する電撃を放つ。本来的な用途は四方に眠る巨魔を目覚めさせ、隠れた巨魔戦を 4 戦開くこと
ホフズの柄 (Hilt of Hofuð) 本筋の中盤〜後半のストーリーで取得 領域変換を発動し、時間を短く減速させる。必殺技をかわすか局面の出力を取りに行くための余裕の切り札
スコフヌンの柄 (Hilt of Skofnung) バーサーカーの墓標をすべて終え、その連鎖の终点である王のヘロルヴ・クラキ (King Hrolf Kraki、ミッドガルズ) を倒した後入手 幽影の刃を召して広範囲を一掃する。本作の最強級の能動スキルに属する

使い方の判断基準#

  • レリックはクールダウン中は見返りがないので、正しい使い方は窓の時間まで温存することです。ボスの局面の切り替え点、か大勢に囲まれた瞬間に賭けるのであって、クールが戻った直後に押すものではありません。
  • 神秘的な家宝は本質的に鍵型のアイテムです。まず収集品のページで 4 か所の目覚めの地点を確認し、装備をそれ相当の強さまで上げてからトリガーを発動してください。弱い装備のまま隠れた巨魔戦に踏み込むのは避けるべきです。
  • スコフヌンの柄はバーサーカーの墓標の連鎖一式の締めくくりの報酬で、墓標の分布と戦い方はヴァルキリーとボスのページに載せています。この連鎖こそ、前作のヴァルキリー女王に本作が正面から対標する挑戦です。

素材と資源の早見表#

武器の強化:専用の収集品#

3 本の武器はそれぞれ専用の収集品と結びついており、買える素材ではなく鍵型の収集品なので、積極的に集めに行く必要があります。

武器 強化の収集品 判断基準の説明
Leviathan の斧 凍った炎 (Frozen Flame) 本筋と九界の探索に固定の数が置かれる。全部揃えないと最大まで届かない
Chaos の刃 混沌の炎 (Chaos Flames) 同じく固定配置の収集品で、稼ぎ回る必要はない
Draupnir の槍 烈風の炎 (Gale Flames) 槍の入手後に対応する収集が始まる

武器の最大までの行程と持ち手の勧めは武器のページ、3 本の武器のルーン攻撃の完全な一覧と入手地点はルーンのページに載せています。

防具とパーツの強化素材#

素材 用途の判断基準 おもな入手先
鍛造鉄 (Forged Iron) 中〜低段の防具とパーツの強化 探索での拾得、撃破でのドロップ
ドワーフ鋼 (Dwarven Steel) 中段の防具とパーツの強化 探索での拾得、撃破でのドロップ
アスガルドの延べ塊 (Asgardian Ingot) ストーリー後半の防具とパーツの強化 後半のエリアで入手
精製された結晶 (Purified Crystalline) 装備を 9 レベルへ上げるのに必要 終局のコンテンツで産出
輝く結晶 (Sparkling Crystal) 装備を 9 レベルへ上げるのに必要 終局のコンテンツで産出
澄んだ結晶 (Gleaming Crystal) 装備を 9 レベルへ上げるのに必要 終局のコンテンツで産出
接着の革 (Bonded Leather)、生革 (Rawhide) 革物の防具の作成と強化 探索での拾得、撃破でのドロップ
refined な金属 (Honed Metal)、砕けたルーン (Shattered Rune)、ささやく石板 (Whispering Slab)、石木 (Stonewood)、石化した骨 (Petrified Bone) 対応するレベル段の装備の作成と強化 探索での拾得、撃破でのドロップ
九界の塵 (Dust of Realms) 上位の装備の作成 世界樹の裂け目 (Yggdrasil Rifts)
獣の残片と獣の骨 (Beast Scraps / Beast Bones) シールドなどの部位類の装備 獣類の敵を撃破
世界樹の宝石 (Jewel of Yggdrasil) 護符のスロット補充、一次性の消費 上の入手の判断基準参照
スカップのスラグ (Skap Slag) 二周目の装備 9.1〜9.3 レベルの強化 二周目の行程で産出
山の根 (Mountain Root) 装備を 10 レベルへ上げる 二周目の行程で産出

補足の判断基準を 2 条。

  • 武器と防具の素材の体系は完全に独立しています。武器は専用の収集品だけを受け入れ、鍛造鉄やドワーフ鋼のような汎用の金属は 1 つも使いません。逆に汎用の金属をいくら積んでも武器のレベルは上がりません。素材を稼ぎに出る前に、どちらの系統を目指すのかを先に確認してください。
  • 装備の上限は 9 レベルで、9.1〜9.3 と 10 レベルは二周目 (New Game+) でしか開放されません。一周目の終局で二周目の素材をため込む必要はありません。クリア後の上位の挑戦の組み立ては終局のページを参照してください。

通貨と経験値#

  • 戦利銀 (Hacksilver):全作共通の通貨。ショップでの購入と装備の強化の消費に使います。撃破、宝箱、ストーリーと広く供給され、刻意した計画は不要で、必要なときに足りる形で回ります。
  • 経験値 (XP):スキルツリーだけに投入され、通貨の体系と互いに交換できません。スキル点をどこに積むかの考え方はスキルと育成のページに載せています。

よくある疑問への判断基準#

  • 外したエンチャントは消えますか? 消えません。外した後は在庫に戻り、任意のスロットへ何度でも再装着できます。
  • 護符にセットの効果はありますか? ありません。セットの上乗せは防具のスリーピースだけに存在し、護符の 12 のスロットは完全に自由に組み合わせられます。
  • 二周目でエンチャントとレリックは引き継がれますか? 引き継がれます。二周目は装備の体系を保持したまま 9.1〜9.3 と 10 レベルの上限を開くので、一周目で集めたエンチャントはそのまま使い続けられます。
  • レリックとルーン攻撃は競合しますか? 競合しません。ルーン攻撃は武器のスロットに紐づき、レリックは独立したスロットで、クールダウンは別々に処理されます。実戦では同じ画面に詰め込むのではなく、ずらして発動するのが正しい形です。

改訂の説明#

古い版には事実の誤り作り上げられた内容が複数あり、本版では項目ごとに次の通り正しました。

  1. 発明された素材名を削除:古い版の「硬化残留物」「硬化残渣」「大金」、および一式の「軟鉄/硬化残骸/閃光の結晶/完全な残骸/元素のコア」体系は、本作にどれも存在しません。実際の体系は次の通りで、武器の強化は凍った炎・混沌の炎・烈風の炎の 3 種の専用収集品、防具とパーツは鍛造鉄・ドワーフ鋼・アスガルドの延べ塊と各結晶段の素材が担います。
  2. 九界の塵の入手基準を訂正:古い版は「ノルン宝箱、レジェンダリー装備の分解」と書いていましたが、実際の供給元は世界樹の裂け目です。
  3. 「霧のセット」「霧の産物」「ニフルヘイムの裂け目の試練」を削除:これらは前作『ゴッド・オブ・ウォー』(2018) の仕組みです。本作のニフルヘイムにはオーディンのカラスとカラスの樹の報酬連鎖だけで、霧の値も霧の宝箱も霧のセットもありません。
  4. 「ヴァルキリーのセット (ヴァルキリー女王グナ撃破で入手)」を削除:本作にヴァルキリーと名乗る防具のセットはありません。ヴァルキリー女王グナ (Gna) はヴァナヘイムにいて、本筋を通し終えた後に挑む対象です。本作で同じ重量級の上位挑戦はバーサーカーの墓標の連鎖 (13 座の墓標に王のヘロルヴ・クラキを加えるもの) で、対応する報酬も体系もまったく別物です。
  5. 「ハディスの柄」を削除:確認したところ、本作のレリックの一覧にこの品はなく、古い版の効果の説明に出典がありません。
  6. 「九界の力の護符」の段落ごと削除:本作には前作のようなタリスマンの欄はなく、「九界の力」と名乗る護符も存在しません。「完璧な回避で時間の減速が発生する」は本作では特定のエンチャントとレリック (ホフズの柄) の効果の層であり、独立した 1 品の護符ではありません。
  7. 作り上げられた数値をすべて削除:古い版の「ルーン增幅 +20%」「クールダウン短縮 15%」「会心ダメージ +25%」「力量 +15」「全属性 +5」および語彙の星付き評価はどれも創作で、公式はこの種の統一数値を発表していません。このページでは定性の判断基準に置き換え、具体的な数値はゲーム内パネルに従ってください。
  8. 持ち手の勧めの表を削除:古い版の「復讐の握り」「アトレウスの手首の柄」「審判の握り」といった名前は資料で確認できません。持ち手に関する内容は武器のページを基準にしてください。
  9. 確認できない断定と汎用の段落を削除:「もっとも速い戦利銀の稼ぎ場所」「装備のメンテナンスと売却の勧め」など、出典のない内容や他のゲームでも使い回せる内容を省きました。古い版に残っていた空の見出しと繰り返しの文も整理しました。

このページは仕組みの規則と対照表を載せる場で、個別の装備の一本ごとの評価は武器・資源・収集品のページが受け持ちます。どの品をいつ狙うかの順序を迷ったときは、上の「スロットの補充を優先」「武器と防具の素材は独立」の 2 条に戻って判断してください。装備選びの詰めの部分では、護符の自由度とレリックの単選択という構造の違いを覚えておくと、取っておくべき物と見切ってよい物の線が引きやすくなります。

内容最后验证于 2026-07